10月30日の日記
今朝は5時起きで軽井沢に行ってきました。
予定よりもだいぶ早く着いてしまい
教会に着いてから親族が集まるまで1時間以上も暇を持て余してしまいました。

式場となった教会はその名の通り、森の中にある小さなチャペルで
紅葉も良い感じに色づいていて雰囲気のある素敵な所でした。

11時になり、新婦側と新郎側に別れ列を作り教会の中へ。
新郎である父は再婚なので派手にしたくないと言う気持ちからなのか
参列したのは、私と弟、おじいちゃんとおばあちゃん、おじさん夫婦、父の叔父の7人だけ。
お相手の方は今年40歳になる人だったけれど初婚と言う事もあって、
親族も沢山参列されていて、同級生なんかも結構呼んでいたようです。

神父さんから式に参列するにあたって色々と説明を受け、いよいよ新郎新婦の入場。
歳の割りに若い父だとは思うけれど・・・
やっぱり26年間育ててもらった父が、見慣れぬ女性と腕を組んで厳かに入場してくる場面は
どうしても直視する事が出来ず、つい顔を背けてしまいました。

教会での式に参列するのは初めての経験だったけれど
頭の中に思い描いていた通りの進行で
誓いの言葉があって、指輪の交換があって、賛美歌を歌って。
神聖な雰囲気の中取り仕切られる式は、本来なら参列者の笑顔で包み込まれるんだろうけど
私は終始うつむき、父と花嫁さんの後姿を数回見た程度でした。
というか、気持ちが複雑すぎて訳の分からない涙が溢れてきて、それを堪えるのに必至でした。

感動してるわけじゃない。
辛いわけでもない。
得も言われぬ、今までに経験した事の無い複雑な心境でした。
考えていた事と言えば、中学生の頃に父と母が
父の不倫問題で揉めていた場面を脳裏で蘇らせていた事くらい。
それから、帰ってこの式の事を母にどう話したら良いだろうって事。

(以下秘密)

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